■ドラレコの駐車監視機能はどんなシステム?メリットや注意点をご紹介
近年、ドライブレコーダーは「走行中の映像記録」だけでなく、駐車中の防犯対策としての役割が注目されています。特に都市部や商業施設の駐車場では車上荒らし・当て逃げ・いたずらが多発しており、駐車監視機能を備えたモデルを選ぶことで安心感が大きく高まります。本記事では駐車監視機能の仕組みやメリット・デメリット、そして導入時に気を付けたいポイントについて解説します。
■ドラレコの駐車監視機能とは?
- 走行中だけでなく駐車中も録画
エンジン停止中でも周囲の状況を自動的に記録できる機能です。停車中に起きる車上荒らし・当て逃げ・イタズラ行為などの証拠を残すことができます。 - 録画方式は主に3種類
- 動体検知録画:モーションセンサーが人や物の動きを感知すると記録を開始。怪しい人影を逃さず記録。
- 衝撃検知録画:Gセンサーが衝撃を感知すると一定時間録画。駐車中の当て逃げ対策に有効。
- 常時録画:常に録画し続け、防犯カメラのように機能。防犯効果は高いがバッテリーへの負担も大きめ。
■駐車監視機能のメリットとデメリット
- メリット
監視カメラ代わりとなり犯罪抑止効果が期待でき、万一被害に遭った場合も証拠映像を警察や保険会社に提出できます。駐車場でのトラブル対応力が格段に向上します。 - デメリット
死角の存在により映像に残らないケースがあるほか、長時間の稼働によって車両バッテリーの負担が大きくなる点には注意が必要です。
■バッテリー上がり対策と最新機能
- なぜバッテリーが上がるのか?
駐車監視機能はエンジン停止中に作動するため、電源を車両バッテリーに依存すると放電が進み、上がってしまうリスクがあります。 - 選ぶ際のポイント
- 内蔵バッテリー搭載型:走行中に充電し、駐車中は内蔵電源で稼働するため車両バッテリーへの負担を軽減。
- 外部バッテリー対応型:専用サブバッテリーやモバイルバッテリーを利用し、長時間録画が可能。
- バッテリー保護機能:電圧が下がると自動で電源を遮断し、車両バッテリーを保護する機能。最近のモデルでは搭載が一般的になっています。
■まとめ
駐車監視機能付きドラレコは、停車中の犯罪や事故から愛車を守る心強い防犯ツールです。バッテリー負担という課題はあるものの、内蔵バッテリーや外部バッテリー、保護機能付きモデルを選べばリスクを抑えつつ活用できます。購入の際は録画方式・電源供給方法・バッテリー保護機能の3点を意識し、自分の利用環境に合ったモデルを選びましょう。