■ドラレコのサブスクが登場!購入との違いと選び方
音楽や動画配信などで広まったサブスク(月額定額制)は、近年さまざまなサービスに広がっています。そしてついにドラレコにもサブスクサービスが登場しました。
「購入するよりお得?」「どんなサービスなの?」と気になる方のために、ここではドラレコのサブスクの内容や購入との違い、選び方のポイントをご紹介します。
■ドラレコのサブスクとは?
- サブスクの仕組み
毎月定額料金を支払うことでドラレコを利用できるサービスです。通信機能付きモデルが多く、ボタンを押すとオペレーターに直通できたり、緊急時には登録先に自動で通知が送られるなど安全に特化した機能が含まれています。AIによる危険予測機能を備えたタイプもあります。 - 個人向け・法人向け
法人向けに始まり、現在では個人向けサービスも登場。走行データをクラウドに保存し、運転のクセや危険ポイントを把握できるため、安全運転の改善にも有効です。法人ではデータに基づいた安全指導が可能になります。 - 注意点
通信型ドラレコはカーナビや予防安全装置に電磁波ノイズの影響を与える場合があります。ノイズ対策済み製品を選ぶか設置場所に注意が必要です。また、SDカードが別売りの場合もあるため契約前に確認しましょう。
■サブスクと購入の違い
- 所有権の有無
購入の場合は購入者に所有権がありますが、サブスクでは所有権は提供会社にあり、利用終了時には返却が必要です。 - 費用構造
サブスクは月額に本体代やメンテナンス費が含まれるため定額で安心ですが、長期利用では購入の方が割安になるケースもあります。最近では1万円以下のドラレコも増えているため、利用期間によって選び方が変わります。 - 個人利用でサブスクが向く人
運転初心者や短期間だけ使いたい人、運転に不安がある人にはオペレーターサポートやAI機能が心強く、サブスクが適しています。 - 法人利用の場合
法人が購入した場合は補助金制度が利用可能。国交省や各都道府県トラック協会から助成が受けられるため、購入の方がコストメリットが大きくなる場合があります。
■まとめ
ドラレコのサブスクは、月額制で最新機能を利用できるサービスです。オペレーター対応やAI予測など、安全性を強化したい方には魅力的な選択肢となります。
一方で、長期利用では購入型の方が総費用を抑えやすい傾向があります。導入を検討する際は、利用期間・安全機能の必要性・補助金制度の有無を比較し、自分や会社に合った方法を選びましょう。